友引
「六曜」は旧暦の元旦を起点とし、月が終わるまで「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番に進みます。各月の1日ごとに対応する種類が1つずつ移動しながらリセットされることが特徴です
特にご葬儀で皆様からの質問の多い友引は、「勝負事で勝ち負けが決まらず引き分けに終わる」という意味であり、元の漢字は「共引」と書かれていました。
しかし、陰陽道において友人に災いが向かうとされた「友引日」と語感が似ていることから、両者が混同された結果「友引」として定着してしまいます
そのことから、この日に葬儀を行うことで「親しい方が故人の道連れとなる」として忌み日の1つとなりました
占いが元となっている六曜は、仏教と異なる概念ですので、基本的に仏式・キリスト教式のどちらであっても葬儀の日としては問題ありませんが、親戚の方や参列の方でやはり気になるという方がいらっしゃるようでしたらご配慮として避けるものよろしいと思います
ちなみに、同じようによく「友引は火葬場が休みなんでしょ?」というご質問もいただくのですが、福岡市の火葬場は年間3日しかお休みがありませんので、ご安心ください
※本日5/30は、そのうちの1日です
今年はあと10/8が休みとなっております