家族葬のメリット・デメリット

近年、故人を少人数で見送る事の出来る家族葬を希望される方は多くいるのですが、
家族葬に関してもメリット・デメリットがあります。
今回は、家族葬のメリットとデメリットについてご紹介致します。
家族葬のメリットとは!
家族葬のメリットを3点挙げます。
①費用が抑えられる
多くの方が参列する一般葬は当然、費用も多くかかってきます。
しかし、少人数で行う事が基本の家族葬は花・料理などの費用が少なくて済む為、
経済的にも安心です。
②故人と生前、親しい関係だった人とのみ過ごす事ができる
一般葬の場合、参列者の対応をしなければいけない為、あまりゆっくりとする時間はありません。
しかし家族葬は参列者が少ない為、静かで落ち着いた環境で故人を偲ぶ事ができます。
③プライバシーが保護される
家族葬は参列者が少ない為、外部からの目を気にせず葬儀を行えます。
家族葬のデメリットとは!
①場合によってはトラブルの原因になる可能性もある
生前、故人が参列してほしい人の名を挙げていればいいのですが、
遺言がなければ家族が参列者を選ばなければいけません。
そうなると、故人と親しかったのにも関わらずお別れができなかったというようなトラブルが
後で発生する可能性も出てきます。
特に親戚関係はしっかりしておく事が重要です。
②供養する機会が少なくなる
規模が小さい家族葬は参列者も限定されてしまうため、故人を偲ぶ機会が少なくなってしまいます。
供養を行う規模も少ない為、参列者が故人への感謝の気持ちを示す機会が減ってしまう可能性もあります。
③地域によっては家族葬自体適さない可能性もある
家族葬が当たり前のように行われている現在でも、地域によっては伝統的な文化及び儀式が
重要視されている場合もあります。
この事により、住んでいる地域によっては家族葬が適さない場合もある為、
選ぶ際は注意が必要です。
まとめ
家族葬には、上記のようにメリット・デメリットが存在します。
家族葬を選ぶ際、家族のみで決めるのではなく親戚関係の方にも意見を聞きながら
決定する事が大切です。