家族葬での香典の渡し方とは!香典の金額はいくら包めばいいの?
家族葬は、一般的な葬儀スタイルとは異なり参列者も限られています。
そのため香典を渡す際の金額及び、方法も若干異なる事をご存じでしょうか?
そこで今回は、
・家族葬での香典を渡すタイミングはいつ?
・家族葬で包む香典の金額相場とは!
・家族葬の香典で注意すべきマナーはある?
この3点に分けて1つずつ詳しく紹介していきます。
家族葬での香典を渡すタイミングはいつ?
少人数で行われる家族葬では、一体いつ香典を渡せばいいのでしょうか。
結論からいうと、家族葬で香典を渡すタイミングは
一般的な葬儀の際と異なります。
その理由に、家族葬は通常の葬儀とは違い
少人数の参列者に限られているからという点が挙げられます。
それでは家族葬ではいつ、香典を渡すのでしょうか。
家族葬で香典を渡すタイミングはここだ!
家族葬は式が始まる前もしくは式後、別れの場で渡すのが一般的となっています。
ちなみに、故人とゆっくりお別れがしたいという理由で家族葬を選ばれる方も多いため、
参列者は遺族とあまり接触せず、受付で渡す方法がおすすめです。
しかし、気を付けておきたいのはタイミングを逃さない事です。
決して難しい事ではないのですが、タイミングを逃さず、
適切な方法で香典を渡す事により、故人への敬意を表す事にもつながります。
家族葬で渡す香典の包み方は?
家族葬も一般葬も渡す際の香典の包み方は同じで慎重に行う事が大切です。
いくつかの要点に分けますね!
香典袋の選び方
家族葬の場合でも、香典袋はシンプルで落ち着いたデザインを選ぶ事が大切です。
よく店頭で売っている黒白及び銀の水引きが使われたものが一般的です。
※間違っても、華やかなデザイン・カラフルなものは避けましょう!
香典袋の包み方
購入する前に香典袋の表に「御香典」「御霊前」などの文字が印字されているものが
あればそれを購入すればいいのですが、手書きで書かなければいけない場合は、
ボールペンや筆ペンで丁寧に書きます。
香典袋の金額記載方法
香典袋の上に金額を記載するのはNGです。
最近売っている香典袋の中には、白封筒が入っているものも多いため
その白封筒の上に金額を書きます。
しかし、あまり目立たせすぎないように配慮しましょう。
家族葬で包む香典の金額相場とは!
少人数で行われる家族葬では、一般葬とは異なり香典袋に包む香典の金額も
少し控え目にする傾向があります。
また故人様と参列者との関係性によっても異ってくるため、注意が必要です。
親しい親族の場合
兄弟・姉妹や親など近い関係性にあれば、通常5千円~1万程度
上記以外の親戚及び友人の場合
3千円~5千円程度が相場です。
いくら親しかったからといって高額すぎる金額を包むのは辞めましょう。
職場・近隣住民の場合
2千円~5千円程度包むのが一般的です。
上記3つに分けて紹介しましたが、あくまでも目安の金額になる為
ご注意ください。
家族葬の香典で注意すべきマナーはある?
上で紹介した事のほかにも家族葬の香典を渡す上で、
注意すべきマナーはまだあります。
香典の金額に余計な小銭は入れない!
冠婚葬祭共通していえますが、小銭を入れる事は避けましょう。
小銭が入った香典を不快に思われる方もいらっしゃいます。
香典を事前に送らない
葬儀までに日にちがあく事になったとしても、事前に香典を送るのはNGです。
葬儀の日(通夜参列の場合も)、式場へ行く際に持参して渡します。
香典を渡す際、言葉にも気を付ける
香典を渡す際は、言葉も気を付けなければいけません。
「ご冥福をお祈りいたします。」「お悔やみを申し上げます。」といった言葉が
丁寧で適切です。
いい言葉を言おうとしてかえって失礼な発言をしてしまう可能性もある為、
注意が必要です。
まとめ
今回は、家族葬の香典について紹介しました。
近年、増加傾向にある家族葬スタイル。
突然、家族葬に参列する際でも慌てなくて済むよう、事前に香典マナーについて
チェックしておくと安心ですよ。
↓家族葬に最適な服装・マナーについても紹介しておりますので、
もし、お時間がございましたら合わせてご覧ください。